〈ニュース〉卒業模擬試験を炎天下のグラウンドで受ける高校生


模擬試験(もぎしけん)とは、入学試験や資格試験の事前に受験者の能力を測定するなどの目的で行われる試験のことである。略称は模試(もし)。 ある程度の人数が集まる進学塾・予備校では、データを集めて統計処理を行いやすいため、模擬試験を行うことによって受験生と受験校(志望校)の学力偏差値と、受験生の合格可
12キロバイト (1,642 語) - 2021年5月19日 (水) 01:43


マジで身勝手過ぎる

南アフリカヨハネスブルグにある高校で、試験を受けたくない生徒らが試験会場だった講堂を放火した。保護者らは一部の身勝手な生徒のせいで他の生徒の将来に影響が及ぼされたこと、さらに学校の修繕費用が政府からもらえないと知って怒りをあらわにしている。『TimesLIVE』などが伝えた。

放火されたのはヨハネスブルグの南にあるグレンビスタ高校で8月16日の朝、講堂の舞台周辺が燃えてしまった。幸運にも火災は舞台だけで鎮火されたが、プロジェクタースクリーンやカーテン、音響システム、電気ケーブルなどが損傷した。その被害総額はおよそ40万ランド(約290万円)とのこと。事件のあった日の午後、12年生(高校3年生に相当)が卒業模擬試験を受ける予定だったが中止され、翌日に炎天下の校庭で受けることとなった。学校の理事会らはすぐに調査に乗り出し、現在生徒6名が関与していることを突き止めた。

12年生の娘を持つ保護者は「うちの子は2つの試験を受けるために4時間も外で座っていなければならない。将来のことを考えていない生徒が、これから羽ばたこうとしている子供の未来を壊すというのは愚かだ」と、我が子が埃の舞う校庭で試験を受けなければならないことに憤りをあらわにした。

ハウテン州教育省のパンヤザ・レフシさん(Panyaza Lesufi)は翌17日に学校を訪れて損傷の様子を確認し、生徒たちが校庭で試験を受けている様子をソーシャルメディアに投稿した。レフシさんは今回の放火について、警察の関与が必要だと考えていることを明らかにした。さらにレフシさんは、放火による修繕費用は政府から出せず「学校が修繕費用を出すもの」と発表しており、これに保護者からは「教育省は子供たちのことなど気にしていない」「99パーセントの生徒は何も悪いことをしていないのに、炎天下に座らされている」と怒りの声があがっている。

ちなみに同校は3年半ほど校長代理による運営をしており、学校の質は良いとは言えなかったようだ。生徒たちはコロナ禍で登校が制限されており、さらに校舎が焼かれ、その修繕費用がないという絶望的な状況に置かれている。

画像は『Panyaza Lesufi 2021年8月17日TwitterYesterday they burnt the school hall because they didn’t want to write an exam.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN

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(出典 news.nicovideo.jp)

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