底辺パチカスの日常

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    カテゴリ: ニュース

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    〈ニュース〉消費者庁がクレーマー対策に動き出す!


    消費者庁(しょうひしゃちょう、英: Consumer Affairs Agency、略称: CAA)は、日本の行政機関のひとつ。消費者に関する行政および消費生活に密接に関連する物資の品質表示に関する事務を行うことを目的として設置された内閣府の外局である。 消費者庁は、消費者
    40キロバイト (4,934 語) - 2021年8月26日 (木) 17:07


    大変な仕事だろうけど、頑張ってほしいですね!

    国民生活センターはこのほど、2020年度に全国の消費生活センターなどに寄せられた相談件数が、前年度とほぼ同数の93万9343件だったと発表した。単純計算すると、1日当たり2600件ほどだ。

    これだけ多いと、暴言を吐いて職員を困らせるような相談者も出てくる。現場では今、「クレーマー(対応困難者)」対応によるスタッフの疲弊が問題視されている。中には休職や退職に追い込まれる事例もあるという。

    消費者庁も看過できなくなり、今年度からはマニュアルをつくり、各センターなどで活用しているという。

    消費者庁の担当者は、「相談者の怒りや憤りを受け止めることも相談員の役割だが、社会通念を逸脱した要求等には何らかの対処が必要となることも事実」と作成の意図を説明する。

    「お前と呼ぶのはやめてください」「電話切っても良い」

    消費者庁の委託を受けた「全国消費生活相談員協会」は作成に当たり、2020年7月から有識者による検討会を7回開催した。完成したマニュアルには、次のような記述がある。

    ≪どれ程説明しても平行線をたどり、暴言を吐く相談者(=対応困難者)がいます。公共財である消費生活センター(相談員)が、一人の対応困難者に独占され、相談員の疲弊により消費生活相談が機能不全に陥る可能性があります≫

    当然だが、消費生活センターにも対応できること、できないことがある。にもかかわらず、自分の期待する答えが返ってこないと、怒りの矛先を相談員にも向けてしまうクレーマーがいる。特にコロナ禍でのストレスの高まりもあってか、こうした電話が増えたという。

    マニュアルでは、「罵詈雑言が始まったら、『お前と呼ぶのはやめてください』等、相談者の言動を制止し、それでもやめなければ相談を終了します」など、具体的な対応や基準についても記載。メンタルヘルスへの配慮や組織としての対応法などについてもページを割いた。

    「相談員ごとにバラバラに対応していた事案について、統一的に対応できるようになった、など好評の声をいただくことが多いです」(消費者庁

    「顧客至上主義」は民間だけじゃない

    近年、「カスタマーハラスメントカスハラ )」という言葉がよく聞かれるようになった。客からの暴言や暴力などを指すものだが、背景には「顧客至上主義」があることも指摘されている。「自分のことを神様だと思っている勘違い客」が少なくないということだ。

    この点は行政サービスにも共通点がある。対人の窓口は基本的に「住民ファースト」だ。民間にはできないことも求められるし、不親切であればメディアから批判される。一方、住民は「出資者」でもあるから、行政への期待は高く、言動がエスカレートしかねない。役所で住民が「お客様」と呼ばれることも珍しくなく、これもカスハラの一種と言えるだろう。

    前述のマニュアルにも次のような記述がある。

    ≪消費者保護に係る法制度の整備等により消費者の権利意識が高まるなかで、顧客至上主義の考え方が一部に誤解をされて受け止められたことが背景にあると思われます。また、格差社会ストレス社会といわれる社会状況は、不満が爆発しやすい環境ともいえます≫

    カスハラへの対策は働く人を守る反面、客側を萎縮させたり、保護を弱めたりする方向に働く可能性もある。それゆえ、消費者庁カスハラ対策にはこれまで積極的ではなかったとされる。その消費者庁が一部の相談について、もはや相談員への暴力であると明言したことが被害の深刻さを物語っている。

    国民は神様なの? 消費生活センターが暴言被害、モンスタークレーマーの歪んだ権利意識


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    〈ニュース〉医療崩壊目前!菅総理から野戦病院発言


    野外病院(やがいびょういん)とは、負傷者を野外で治療する大規模な移動式救護施設のこと。戦場・戦時における野外病院野戦病院(やせんびょういん)とよばれる。 標準的な構成の野外病院は医療スタッフ、持ち運び可能な救急キット、ならびに大型テントが主要装備で、路上や荒野においても設置可能である。
    12キロバイト (1,855 語) - 2021年5月20日 (木) 13:51


    マジレスです

    (作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)

    JBpressですべての写真や図表を見る

     急激な新型コロナウイルスの感染拡大で、大規模イベント会場や体育館を利用した臨時の医療施設の設置を求める声が上がっている。広いスペースベッドを並べることで、集中的に医療を提供できる場所を確保することを目的として、これをメディアは「野戦病院」と表現して伝えている。18日には日本医師会の中川俊男会長が記者会見で言及し、同じ日に関西経済連合会の松本正義会長が提言書をまとめたことを公表。閣僚からも関連する発言が相次ぎ、そして25日に緊急事態宣言の対象地域の拡大を決定したあとの記者会見で、菅義偉首相が自ら「今回の感染拡大に際し、いわゆる野戦病院をつくるべきだ、こうした多くの指摘を頂いております」と明言してのけた。

     これを受けて勢いづいたようにメディアは連日連呼するが、この「野戦病院」という表現があまりに不適切で、強烈な違和感と嫌悪感を覚えるどころか、日本の首相の発言としては、無知をさらけ出して余りある。

    菅首相の「野戦病院」のイメージは適切か

     菅首相は「いわゆる野戦病院」という言い方をしているから、「野戦病院」と言ったときには、そのものに対する共通の認識が抱けるものと信じている。言い換えれば、相手の想像と認識に委ねるあまりに曖昧で無責任な伝達方法だ。そこで菅首相がなにをイメージして「いわゆる野戦病院」と言ったか、まったくわからないが、私がそこからイメージするもの、というより私の知る現実の「野戦病院」についてまずは確認しておく。

     この夏は終戦から76年にあたる。私は16年前の戦後60年の夏に、太平洋戦争で戦地に送られながら終戦後も復員を拒んで現地に留まって暮らした元日本兵を東南アジアに訪ねてまわった。なぜ、日本へ帰らなかったのか、その理由を知りたかったからだ。旅の記録は拙著『帰還せず 残留日本兵六〇年目の証言』(小学館文庫)にまとめているが、そのうちのひとりに、中国を転戦して最後はインパール作戦に従軍した衛生兵がいた。

     インパール作戦には日本陸軍の3つの師団が動員されたが、インドの要衝インパールを目指したのは第15師団と第33師団だった。彼が所属していた第31師団はインパールより北に位置するコヒマを攻めた。だから「インパール作戦」と言われても、彼にはピンとこなかった。それに作戦を開始した直後に、彼は負傷して前線を退いている。

     作戦開始から6日目。衛生兵として戦闘を注視していると、背後で大きな爆発が起きた。おそらくは敵の迫撃砲だろう。それで身体が前に大きく吹き飛ばされると、熱い痺れのようなものが、負傷した首と腰から全身に広がって動けなくなった。顔見知りの衛生兵が駆け寄って処置してくれたが、その相手の頭にも包帯が巻かれて血が滲んでいた。

     彼はそこから自力で密林のなかを一昼夜さまよって後方の収容所に辿り着くと、トラックで病院に運ばれることになった。ところが、その荷台に揺られていると敵機の急襲を受ける。咄嗟にトラックから逃げて回避したところで、もう身体が動かない。再び荷台に戻されるとそのまま意識を失っていた。

     気が付くと、彼は「野戦病院」のベッドで横になっていた。いや、そこはお世辞にも病院と呼べるようなところではなかった。

    吹き曝しの地面に毛布を敷いて天幕を張っただけの「病院」

     寝かされていたのは、密林に覆われた山岳地帯の丘陵の斜面の一部をL字型に削り取って平らにしたところに、敵兵の残していった毛布を拾って敷いただけのところだった。上には天幕を張って、日除け雨除けにし、上空からは見えないようにカモフラージュしている。あとは吹き曝しだ。こんな「ベッド」が数個ずつジャングルの山中に点在している。これを日本軍は「病院」と呼んでいたのだった。

     彼が寝かせられたところは、3人が一緒だった。しかし、医者も衛生兵も誰も来なかった。介護にも診察にも来た記憶がない。そのうちに、隣に寝ていた兵隊が死んでいった。声すら出さずに、静かに死んでいった。気が付くと死んでいた。

     それから、もう反対側の隣にいた負傷兵が死んだ。

    「水をくれ・・・、水をくれ・・・」

     すぐ隣でそう叫びながら、死んでいった。

     山中に捨て置かれるようにして広がる日本軍の野戦病院の「病室ベッド」。ようやくにして辿り着いたこんな場所で、たった1人残された彼自身も、容態の変化に気付いていた。そして「次は自分の番だ、次は自分の番だ」と心の中で叫びつつ、いつしか意識が遠のいていったという。

     幸いにして、彼がそこで死ぬことはなかった。奇跡的に体力で持ち堪えたと言っていい。そこへ独断で撤退をはじめた佐藤幸徳中将の率いる第31師団がやって来た。傷ついた衛生兵は本隊に合流して後退をはじめる。そこからの餓えと病魔で多くの兵隊が命を奪われた『白骨街道』とも呼ばれる悲惨な道すがらは、史実にあるとおりだ。

    やっとの思いで辿り着いた「野戦病院」に広がっていたのは廃墟とおびただしい数の死体

     インパール作戦で敗走をはじめた別の日本兵は、マラリアに冒されていた。もう少し行ったところに「野戦病院」があると聞いて、それを頼りにしていた。ところが、辿り着いた「野戦病院」という場所には、廃墟に死体しか横たわっていなかったという。

    「『天皇陛下万歳!』なんて言って死んでいく者なんて、ひとりもいませんでしたよ」

     生き延びた衛生兵が戦後60年にあたる当時、私にそう語って聞かせてくれた。

    「なんなのでしょうね、よく映画を見たりすると、必ず日本兵は『天皇陛下万歳!』と言って死んでいく。どうしてあんなことになるのか・・・? まず、そんなことはありませんでした」

     その顔には苦笑が浮んでいた。その次の瞬間、語気を強めて、

    「私は聞いたことがない!」

     そう言ったかと思えば、思い出したようにこう続けた。

    「みんな最期になると、妻の名前を言ったり、子どもの名前を言ったり、それはありました。親のことを呼ぶ人もいましたし、思い出すんでしょうね・・・。衛生兵として、最期を看取ることもあって、知りました。・・・やりきれないですよね、・・・気の毒ですよ」

     衛生兵の宿命として、多くの死を見届けて来なければならなかった。

    「大概は『水をくれ』と言って死んでいく、そういう人は少なくはありませんでした・・・」

     その1人が山中のベッドの隣で死んでいった同胞だった。

    救える命も救えないのが「野戦病院」の現実

    「いわゆる野戦病院」といわれると、私の頭の中には元日本兵が語った事実が思い浮かぶ。そこは安寧の場所でもなければ、より死と隣り合わせであることを意味付ける。医療資源の絶対的な不足から、救える命も救えなかった場所だ。

     それはもっと違ったところで、原爆の投下された直後の広島の医療現場はどうだっただろうか。都市が消滅した片隅で、酷い火傷を負った市民が横たわった場所。あれも野戦病院と呼ばれるべき場所だ。

     たとえば、広くて天井が高い建築物の空間の中に、ベッドだけが整然と並べられて、その間を白衣の天使のような女性看護師が往来している場所を「野戦病院」とイメージしているのだとしたら、まったくの的外れだ。それは遙か後方の傷病兵の医療施設であって、野戦病院とは言わない。それを野戦病院だと信じているのなら、おとぎ話の世界だ。勝手な思い込みメディアがミスリードしている。史実を歪めている。日本人は誰もが「天皇陛下万歳!」と叫んで死んでいくものだというように。

     ましてや、8月15日の終戦の日に靖国神社に玉串料を納めたばかりの現職の首相が、臨時に設置する医療施設を「いわゆる野戦病院」と国民に呼びかけることには、あきれ果ててむしろ憤りさえ覚える。実態はもっと壮絶な場所だ。そこで失われた尊い命も多い。それでも魂だけは祖国に帰れると信じた。その御霊が招魂されて、家族や戦友に再会できると信じて彼らは戦い、命尽きた。もはや戦没者を冒涜している。

     そんな軽口を叩くような調子だからこそ、新型コロナ対策もうまくいかないのだろう。国民の命と健康を守ると豪語するには程遠い。

    [もっと知りたい!続けてお読みください →]  【舛添直言】尾身会長の「バッハ批判」どうにも腑に落ちない理由

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    「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由

    大戦時に日本が守られなかった「国民の生命」、今度は守れるのか

    1944年5月、ニューギニア島ホーランジアの米軍の「野戦病院」。手当てを受けているのは負傷した日本兵。米軍の野戦病院でこの状態、日本のそれはさらに劣悪な状況だった(写真:AP/アフロ)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    〈ニュース〉松本人志が生電話!掛けた大物芸能人とは?


    松本 人志(まつもと ひとし、1963年〈昭和38年〉9月8日 - )は、日本のお笑いタレント・漫才師・司会者・映画監督・作家およびコメンテーター。 お笑いコンビ・ダウンタウンのボケ・ネタ作り担当。相方は浜田雅功。愛称は松っちゃん、松ちゃん(まっちゃん)。妻は伊原凛。吉本興業東京本部所属。左利き。
    52キロバイト (6,773 語) - 2021年8月26日 (木) 16:57


    ヤバ!

    お笑いコンビダウンタウン松本人志(57歳)が、8月28日に放送された音楽バラエティ番組「FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜第1夜」(フジテレビ系)に出演。29日放送の「第2夜」のために、お笑いコンビウッチャンナンチャン内村光良(57歳)に出演オファーの電話を掛けた。

    29日放送の「第2夜」ゲストブッキングする「直撃!生ブッキング 明日来てくれませんか?」という企画の中で、松本が芸能界の友人に出演をオファーすることに。千鳥・ノブから「松本さん!特大(ゲスト)」と声がかかり、中居正広からは「いるかな?芸能人の友達の人」と心配する声が上がる。

    松本は「全然長いこと(電話)してないけどしてみようかな。出ない可能性、非常に高いよ。名前は言わないよ。絶対出ないと思う。消されているかもしれん」と不安な表情を浮かべ電話を掛ける。数回のコールの後、松本が「もしもし? 松本です」と話すと、電話の相手は「松ちゃんですか? 内村(光良)です」と、内村光良であると明かし、スタジオは騒然となった。

    松本が「久しぶりに電話して、ちょっとテレビがらみなのよ」と話すと、内村は「今、見てました」と自宅でテレビを見ていたと答える。松本が「でも考えたらウッチャン無理なんちゃうの?」と、裏番組の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の放送に被る可能性があると話すと、内村は「裏だ、ごめん」と答え、「ちょっと調べてみます」と関係各所に話をしてみると回答。

    内村の答えに、松本は「なんでそんなに前向きなの?」と驚いたが、「ウッチャン、申し訳ないんだけど、お土産できたら、もし来てくれるならお土産としてナンチャン南原清隆)連れてきてくれる?」と、さらに要望を伝えた。


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    〈ニュース〉働きたくない妻と働いてほしい夫


    専業主婦(せんぎょうしゅふ、英: housewife, homemaker)は、家事(炊事、洗濯、掃除、買物、家計管理)や育児に専業する女性のライフコースの一名称。 「働く女性(賃金労働者)」と「専業主婦」は元々対立概念ではなく、様々な理由から多くの女性が「働く女性(賃金労働者)」と「専業主婦」というライフコースを行き来する。
    16キロバイト (2,460 語) - 2021年7月9日 (金) 01:58


    働けよ笑

    30歳、ゼロ歳児の母。中小企業で働く夫の年収は500万円。しかし、夫は私が専業主婦でいることに納得してくれていた。

    ところが夫は、私の友人が2児のママなのにフルタイムで働く姿を見て、考えを変えた。

    「彼女のように君も働いてほしい。僕の会社だっていつ倒産するかわからない」

    と頼んできた。

    「でも私は働きたくないの。どうしたら専業主婦を続けられるでしょうか」

    という投稿が大炎上している。もはや、専業主婦は「贅沢」な時代なのか。専門家に聞いた。

    「年収500万円でも私はやりくり上手だから...」

    話題になっているのは女性向けサイト「発言小町」(2021年8月7日付)に掲載された「専業主婦になったのに、夫から働いて欲しいと言われました」というタイトルの投稿だ。

    「私は30歳。同い年の夫と0歳の息子がおり3人家族です。夫と交際当時OLをしていましたが、早く子どもを出産して家庭に入りたかったので、家事に専念し節約で家計をやり繰りすると夫と約束。専業主婦になりました。夫は、私の意見を聞いてくれることが多く、新居を私の実家の近くに建てるなど、今まで私の要望を叶えてくれました。中小企業勤務で年収は500万円ほど。地方に住んでいるので、きちんと節約すれば私が働かずに済むはずでした」

    ところが、事情が変わった。高校時代からの友人A子夫婦宅に遊びに行った時のこと。A子の夫は有名大卒、大手企業勤務で高年収。それにも関わらず、国家資格を持つA子は、双子の男児をもうけながらフルタイムの仕事を続けており、月収が手取りで約40万円もある。そんな収入差が大きい家になぜ夫を連れて行ったのか。

    「私は高年収のうえに家事育児に協力的なA子の旦那さんの姿を夫に見習って欲しいという思いがありました。ところが夫は『協力し合っているA子ちゃん夫婦の話を聞いて、やっぱり君にも働いてもらいたいと思う。コロナの影響で僕の会社も今後どうなるかわからない。家のローン子どもの教育費のことを考えると、節約よりも家にお金を入れて欲しい。双子の育児をしながら家事と仕事をこなしているA子ちゃんを見習ってほしい』と言ってきました」

    完全に裏目に出たわけだ。専門職のA子を見習えといわれても困る。外で働くのはつらいので、育児に専念して家計は節約していくと説明しても聞き入れてもらえない。どうすれば夫に専業主婦を受け入れてもらえるだろうか、と悩んでいるのだった。

    この投稿には、圧倒的に多くの人が「年収500万円じゃ働かないと無理」「今の時代、専業主婦という考え方がおかしい」と回答した。

    「専業主婦が夫に家事育児を手伝ってもらいたいと思うのがNGです」
    「旦那さんも言っているように、コロナ禍の影響で旦那さんの会社の業績が悪くなり、減給だ、解雇だという事態に陥ったら、どうするおつもりなの? まして新居まで建てているのなら、ローンの返済だってあるだろうし、残念ながらコロナによって1馬力で安心して生計が立てられる時代ではなくなってしまったのですよ」

    「今の時代、専業主婦という考え方がおかしい」

    「ご主人の年収で専業主婦を養うというのが、そもそも無理。節約は心が貧しくなります。あなたが専業主婦をするために、お子さんに、他の子がしている習い事も流行りのおもちゃも我慢させますか。いまから就業して仕事を細く長く続けていれば、スキルもできて有事の際も対応できますよ。この時代、専業主婦はもはや贅沢なのです」

    外で働くのが嫌なら、在宅ワークを選んだら、というアドバイスもあった。

    「現在の世の中を考えると、中小企業勤務のご主人1馬力で、一生専業主婦でいられるほど、安泰ではないですよ。ごく一部の勝ち組、年収1200万円とか、1500万円以上のご主人でないと、家で茶道や華道の先生をして奥様業をしているという専業主婦はいないと思います。いずれ、働きに出るようになると思います。外で働くのがつらいのなら、在宅ワークとか内職とかでもすればいいでしょう。家庭でお惣菜ができる人なら、スーパーの総菜部で働いて、料理の腕をあげることができます。私自身、スーパーインストアで働いた経験がありますが、修行だと思えば、どんな厳しい指導でも付いていけるし、家事の腕は上がります。私自身夕飯の支度は、30分間で4品ぐらいおかずができます」

    専業主婦は、学校のPTA役員を押しつけられたりして、何かと不利だという指摘もあった。

    「これから子どもは何人作るのですか。その学費はどうするのですか。また、幼稚園小学校中学校の役員選出も、専業主婦が一番ターゲットにされますよ。お子さんが幼稚園に行く頃になったら、周囲のママ友セレブさんか下の子育児や親の介護で忙しい人しか専業主婦はおらず、平日外に出ても老人しかおらず、つまらなくなったり周囲との経済格差に焦ったりで、結局パートを始めそうな気がします」

    ごく少数だが、「ひとりっ子なら大丈夫。専業主婦を頑張って続けては」「節約していることをアピールしましょう」といった応援エールもあった。

    「共働きが増えていますが、子どもにとっては専業主婦が理想だと思います。共働きせざる得ない主婦は、お金、お金と言っていますが、シングルマザーの老後の生活保護受給者は多いですよ。平凡な母親が働いたところで、お金も家庭も壊す可能性が高いと思っていますし、お金で子どもが幸せに育つなら離婚率は下がるのでは?」
    「その節約でお子さんの学費の心配がないことを数字でプレゼンできれば大丈夫。何となく節約になっているでは弱いですね」
    保育園に預けて少し働くぐらいなら、返ってマイナスになる可能性もあります。子どもが親から離されるのに、家計的に変わらないのなら何の意味ありません。旦那にそれでも働いてほしいと言われたなら、『そんな仕事があるなら見つけてきて!』と言いましょう。そして、旦那に家事育児をさせましょう。学費が2倍になるA子の双子と兄弟は全然違います。A子に相談して、A子旦那が家事をどれくらいしているか、言ってもらったほうがいい。ムカつく旦那ですね。頑張って」

    「専業主婦になりたいと堂々と主張してもよい」

    会社ウォッチ編集部では、今回の「夫の年収が500万円で専業主婦を続けるべきか」に悩む投稿について、女性の働き方に詳しいワークスタイル研究家の川上敬太郎さんに意見を求めた。

    ――今回の投稿と回答者たちの投稿を読み、率直にどのような感想を持ちましたか。

    川上敬太郎さん「専業主婦になるか共働きするかは、ご家庭によって違ってよいのだと思います。投稿者さんが、専業主婦でありたいと願うことは意志として当然に尊重されるべきです。ただ、投稿内容を見る限りでは、ほとんどが投稿者さん自身の立場や目線からの記述になっていて、夫側の立場に立った言葉が見当たらなかったことがとても気になりました。

    回答者さんたちからのコメントは厳しいものが多いようですが、投稿内容を見て、投稿者さんのわがままだと感じた人が多かったのではないでしょうか」

    ――投稿者は、もともと専業主婦志向が強かったようですが、じつは追加の投稿で、「OL時代に職場の上司や同僚とうまくいかず、働くことがトラウマになった」とも書いています。

    回答者の中には「今の時代、専業主婦はあり得ない」と共働きが当然とする意見が多くありました。論争の背景に「専業主婦問題」があると思いますが、専業主婦はもう「時代遅れ」の存在なのでしょうか。

    川上さん「社会全体では、共働き世帯の数が専業主婦世帯の2倍を超えています。しかし、数が少ないからといって専業主婦であることがダメな理由にはなりませんし、時代遅れでもありません。ご夫婦ごとに最適な形が異なるだけです。

    私が研究顧問を務める、働く主婦層の実情を探る調査機関『しゅふJOB総研』で、専業主婦であることの後ろめたさや罪悪感テーマに調査を行ったことがあります(「専業主婦であることに、後ろめたさや罪悪感はあるか?」)。調査では、専業主婦層の過半数が『後ろめたさや罪悪感のようなものを覚えたことがある』と回答しました。調査の際、専業主婦層の実情にスポットを当ててくれたという声もあれば、専業主婦であることに後ろめたさを感じる必要などあるわけないのに、こんな質問自体が失礼だという声もありました。

    専業主婦世帯が少なくなるなか、専業主婦であることを後ろめたく感じてしまい、その感情を表に出せずに苦しんでいる人がいます。一方で、専業主婦になりたいことを堂々と主張できる人もいます。投稿者さんは、後者に入ると思います。

    改めて言いますが、専業主婦になるか否かは、そのご家庭ごとに最適な形を選択すればよいのであって、他人がとやかく言うことではありません。一方で、自身が専業主婦であることに対する感じ方は人それぞれです。専業主婦であることに後ろめたさを感じてしまう人には耳を傾け、堂々と主張できる人についてはその意志を尊重するべきなのだと思います」

    ――なるほど。しかし、「専業主婦なのに夫に家事育児の協力を求めるのはNGだ」「そういう態度がブーメランとして返ってきた」という批判が多かったです。専業主婦が夫に家事協力を求めてはいけないのでしょうか。

    川上さん「専業主婦であっても家事育児は大変です。また、育てるのに手がかかる子もいれば、そうでない子もいます。夫に協力を求めることも含め、それぞれの夫婦ごとに最適な形は異なります。

    一方、投稿者さんは夫を自分の思い通りの方向に導こうとして友人宅に連れていき、逆に夫から想定外の要求をされるようになりました。そのこと自体はまさにブーメランと言えると思います」

    「家計や家事をどうすべきか、まず夫婦で話し合おう」

    ――回答者の中で特に多かったのは、「夫の年収が500万円では、妻も働かないと無理だ」「節約にも限界があるし、節約は心が貧しくなる」という意見です。

    川上さん「金額に対する価値観人それぞれですし、かなえたい生活水準も人によって異なります。500万円を少ないと思う人もいれば、多いと思う人もいるはずです。大切なのは、家計全体の収入が500万円であることと、夫婦が考える生活や家族設計のビジョンが合致しているかどうかだと思います。

    家事育児が夫婦2人の役割であるのと同様に、家計収入についても夫婦が共に当事者として考え、目線を合わせることが必要です。もし投稿者さんが、世帯収入500万円では少ないと感じているのであれば、足りない分の稼ぎを夫にだけ求めるのではなく、自身が稼ぐことも含めて話し合うべきです。もちろん、その際は家事育児にどのように対応するかも夫婦で話し合う必要があります。夫婦2人の役割を一方的な姿勢でどちらかに押し付けようとすると、必ず歪みが生まれることになります」

    ――非常に少数ですが、専業主婦の人たちからは「子どもと接していたいという気持ちはわかる」「一人っ子なら大丈夫」という応援エールも寄せられました。川上さん「専業主婦としてうまく生活していく方法をアドバイスする声やエールがあることは当然だと思います」

    ――川上さんなら、ズバリ、投稿者にどうアドバイスをしますか。働いたほうがいいでしょうか。それともやり繰りを頑張って、専業主婦を続けるべきでしょうか。その選択の際、何を一番大切にしなくてはならないでしょうか。

    川上さん「働くかどうかよりも前に、夫との目線合わせが先だと思います。一方的に自分の言い分を主張するだけでは、そのまま専業主婦を続けようが、共働きしようが、どちらの道を選んでも上手くいかないのではないでしょうか。必ず夫婦のうちどちらか一方が不満を溜めることになるからです」

    ――つまり、働くかどうかより、もっと大事なことを考えなさいというわけですか。

    川上さん「そのとおりです。投稿者さんは、友人夫婦のお宅に遊びに行ったことをきっかけに夫の気持ちが変わってしまったとおっしゃっていますが、もともと夫の中にあった気持ちを抑えていただけで、友人宅への訪問は単なるトリガーだった可能性もあります。投稿者さんは、どうすれば夫に専業主婦でもいいと納得してもらえるか、と質問していますが、ご自身が専業主婦を続けることを前提にしている時点で間違っていると思います。

    大切なのは、家庭の共同経営者として、自らも家計収入を支える当事者の一人であることを踏まえ、互いの立場や考え方、価値観を尊重しあいながら夫婦の目線を合わせることです。夫婦が互いに納得するのであれば、年収500万円でも協力し合いながら暮らしていくことは十分可能だと思います。専業主婦を続けるかどうかは、夫婦の目線を合わせる中で決められるべきことであり、話し合う前から自身の中で一方的に決めるものではありません。投稿者さんが夫の立場を考えないのであれば、家事育児に取り組む投稿者さんの立場を夫が考えなかったとしても、責めることはできないと思います。

    そして、働くことの意味についても、単に家計収入を増やすこと以上の価値があることに目を向けていただきたいと思います。職を得て経済的に自立できるようになることは、人生の選択肢を増やすことにつながります。また、人生100年といわれる時代では、やりがいのある仕事に出会えることは、生涯にわたっての生きがいを得ることにつながります。

    過去のトラウマから、なかなか一歩を踏みだしにくい気持ちもあるのかもしれません。あくまで無理のない範囲を前提にしつつ、未来に開かれるご自身の可能性も含めて、仕事との向き合い方を考えてみることをお勧めしたいと思います。夫としっかりと目線合わせしたうえで、投稿者さんが仕事との新たな向き合い方を模索し、一歩を踏み出そうとしたならば、夫は最も近くにいる最も頼もしい味方として応援してくれるはずです」

    (福田和郎)

    専業主婦だけど、夫に家事も手伝ってほしい(写真はイメージ)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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